米競馬の祭典ブリーダーズカップ(デルマー競馬場)で日本馬が歴史的快挙を成し遂げました。
マルシュロレーヌが前評判を覆し、なんと1着。
日本馬がブリーダーズカップ2勝はすごすぎると話題になっています。
本記事では、そんなマルシュロレーヌの強さの秘密に迫ります。
マルシュロレーヌが強すぎる!その理由について迫る!
理由を記載する前に、マルシュロレーヌの戦績を見ていきましょう。
2020年:レディスプレリュード
2021年:BCディスタフ
TCK女王盃
エンプレス杯
ブリーダーズゴールドカップ←New!!!
マルシュロレーヌは人気もなく、前評判がとても悪かったのを今回のブリーダーズカップで覆しました。
それでは、マルシュロレーヌが強すぎる理由を書いていきます。
①マルシュロレーヌの血統が最強すぎた
マルシュロレーヌが強すぎる理由は、なんと言っても血統です。
マルシュロレーヌの父は、かの有名な「オルフェーベル」。
マルシュロレーヌの母は「ヴィートマルシェ」です。
オルフェーベルは、菊花賞、宝塚記念、有馬記念など数々の賞を総なめしていますよね。
マルシュロレーヌは、このオルフェーベルの血が入っていることが勝利の大きな要因でしょう。
では、マルシュロレーヌの詳細な血統表を見ていきましょう。
母系は祖母に狂気逃げのキョウエイマーチ。
キョウエイマーチは、爆発力を武器に、桜花賞で優勝するなどの戦績があります。
さらに遡ると日本古来から続く牝系でオグリキャップの母系で有名なクインナルビーまで繋がります。
クインナルビーは1950年代あたりに活躍した馬で、安定した成績を残していました。
また、他にも7代母のオグリキャップ、オグリローマンに繋がり、ノーザンテースト、サンデー、マックイーン、キョウエイマーチと繋がっていきます。
マルシュロレーヌの血統には、本当にロマンがありますね。
②矢作芳人さん(調教師)との相性が良かった
2つ目の理由として、矢作芳人さんとの相性がよかったと考えられます。
矢作さんは年収1億円超えのベテラン。
人気もない、知名度も低い馬を勝利に導いていることで有名です。
ブリーダーズカップでは、矢作さんの「闘志」が感じられました。
矢作さんの意気込みもマルシュロレーヌが開花した要因なのではないかと考えています。
以下、ブリーダーズカップに挑戦中の矢作さんのインタビュー動画です。
動画から、
「マルシュロレーヌは人気もない馬」
「だけど、人合わせ吹かせてやろう」
という言葉が出ています。
マルシュロレーヌだけでなく、矢作騎手の想いも込められていたのかもしれません。
矢作芳人さんの実績が凄すぎる!!
では、矢作芳人さんの戦績を見ていきたいと思います。
矢作さんは2005年の3月に開業。
ざっくりとした主な戦績ですが、2008年に11月にはJRA史上最速で通算100勝をマーク。
2011年4月には通算200勝をマークしました。
(参照;https://db.netkeiba.com/trainer/01075/)
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マルシュロレーヌが勝利した後のネットの声
今回のマルシュロレーヌの歴史的大勝利。
勝利した後のネットの声を集めてみました。
①「日本人が奏でる「フランス行進曲」がアメリカで響き渡った今日。
競馬ファンは一生忘れません。
偉業達成おめでとう!11月7日は矢作記念日。なんて日だ!」
②ホント素晴らしい。世界のYAHAGIだな。
③レース後数時間が経過してもまだ夢を見ているようです。本当に本当にありがとうございました。
これで引退か、おそらく走ってもあと1走でしょう。
最後に日本で直接応援したい気持ちもありますが、この実績を引っ提げて世界最高賞金額のレース行っちゃいましょうか!?
まとめ
本記事にて、ブリーダーズカップで勝利を収めたマルシュロレーヌの話を書きました。
日本馬が海外で2勝を挙げるというのは、歴史的な大勝利で誇らしいですね。
ロマンのあるマルシュロレーヌの活躍に胸がいっぱいです。
今後も応援していきたいですね。