熊本県八千代市の秀岳館高校男子サッカー部で、コーチが生徒に暴力を振るった事件。
この件で、サッカー部の段原一詞(だんばらかずし)監督が嘘の証言をしていたことが発覚しました。
一体どんな嘘をついていたのか?
恫喝音声や脅迫内容について調査しました。
では、早速みていきましょう。
段原一詞はクズで嘘つき?
5月4日、保護者説明会で謝罪をする段原一詞監督(左)
ことの発端は、4月20日に、秀岳館高校サッカー部の30代男性コーチが部員に殴る、蹴るなどの暴行を加える動画がTwitterで拡散されたことから始まります。
22日に、サッカー部員11名がサッカー公式Twitterにこの暴行動画に関しての謝罪動画を投稿しました。
謝罪動画では、生徒が名前や顔を公開していました。(現在動画は削除)
プライバシーの欠ける学校の対応について、批判の声が上がったのです。
段原監督は、この謝罪動画について、23日の新聞の取材に対し、「投稿直後に事実を把握した」また、25日に出演した「スッキリ」(日本テレビ)でも、「全て子どもたちの自主性に任せているとはいえ、全て僕に責任がある。申し訳ありません」と、子供たちが自主的に撮影したことを主張しつつ、涙ながらに謝罪していました。
しかし、5月4日に開かれた保護者説明会で事態は急展開に。
当初、“生徒たちが自主的に撮影した”と説明していた謝罪動画の撮影に、監督自身も関わっていたと明かされたのです。
同校の説明によると、段原監督がこの謝罪投稿を事前に把握した上で、顔と名前を動画に出すよう自ら部員に指示したということでした。
段原監督も自分の虚偽を認め、保護者に対し泣きながら土下座をしたそうです。
しかし、説明会では、「彼らが自主的に出てきた話で、その内容に『この方がいいのでは』などとやりとりはあった」「生徒の動画を出したいという意向を尊重してきた」と、あくまで生徒たちの自主的な行動だったと繰り返しました。
嘘をついていたのにも関わらず、最後まで自分の非を軽くしようとしているのは、監督としてあり得ない言動ですよね。
段原一詞の恫喝音声や恐喝内容がヤバい!
今回の騒動である、段原監督の恫喝音声がこちらです↓
この音声は「滝沢カレソ」さんという方がTwitterに載せたことで拡散されました。
問題の音声は、秀岳館高校の生徒から独自に入手したものだそうです。
声の主は段原監督と見られており、内容はこのようになっています。
今回の件に関してはしゅうや(暴行を受けた生徒)が被害者やな 西森とかえでは関係ねえよな
西森とかえでは加害者だ
西森とかえでは加害者だ 俺たちに対する
だから俺たちは被害者 意味わかる?
でも完全な被害者は多分俺だけ完全な被害者は
俺がお前訴えたらどうする?
世の中ねそうなるよ
かえでと西森はなんも関係ない
俺がお前な、迷惑かかっとる完全に
俺の仲間の弁護士たちに俺が被害を受けたいうて俺が西森とかえでを訴えたらどうするか?
やられんやったらわかるで
世の中にでて
しゅうやは被害者や
西森とかえでは加害者 被害者じゃない
謝って済む問題じゃないこれだけの騒ぎになって
それは間違うなよ
なっ? 損害賠償請求ってな話になるだろう
俺たちが被害を被った分全部世の中に出て訴えられる
この言葉から分かるように、
- 生徒を加害者にしている
- 仲間の弁護士に訴えると脅迫
- 完全な被害者は自分だけ
と、暴行の事実を流出させた生徒を守るどころか、法的処置を匂わせて最初とは真逆の対応をとっていたことが明らかになりました。
第3者がこの音声を聴いたら、恫喝や脅迫と捉えてもおかしくないでしょう。
滝沢さんによると、この音声が録音されたのは、4月22日とのこと。
この日は、サッカー部の生徒が謝罪動画をTwitterに投稿した日でもありました。
生徒に脅迫めいたことをして口裏を合わせ、自分は何も知らなかったかのように振る舞っていた段原監督。
あまりの卑怯な手口…炎上するのもおかしくないですね。
取材やテレビ出演で言っていた「生徒の味方」という言葉や、涙を流しながらの謝罪も嘘だったということになります。
「スッキリ」のMCの極楽とんぼ・加藤浩次さんも、「嘘をつきにきた」と段原監督を批判していました。
今回の件で1番傷ついているのは、サッカー部の生徒です。
生徒の気持ちを考えると、辛くてたまりません。
まとめ
秀岳館高校サッカー部、段原一詞監督の嘘や同校・恐喝内容について調査しました。
いかがでしたでしょうか。
このような無責任な大人が増えないことを祈るばかりです。