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台湾女子が石垣島の魅力を探る旅

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  • 長寿
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  • 食べる
  • 長寿
  • アクティブな旅もあれば、スローな旅もあっていいはず。そんなテーマのもと、台湾出身の2人組が、石垣島の自然と海や畑の恵みを、さまざまな健康状況、年齢のひとが楽しめる旅を計画しました。
    台湾在住の女性2人組が、島の外からの目線で旅をしています。

    この旅の旅デザイナー:馮毓婷(feng yu ting)x 劉堯琪(Yao-chi Liu)

    馮毓婷:台湾のデザイナー。台湾の中でもグルメで有名な街・台南で生まれた。教育、行政の仕事に従事し、大学に勤務。旅行やデザインが好きで、人生の中で欠かせない要素。

    劉堯琪:1989年生まれ、台湾台北育ち。観察することが得意で、常に好奇心をもって、感情的/理性的な多様性の中をうろうろしている。仕事はUXデザイナー、フロントサイド・エンジニア、フォトグラファー。一見、一貫性がなさそうだが、すべては人々の感情や行動を繊細に探っていくことを目指している。

    島の魅力を再発見する旅のプラン

    DAY 01:
    石垣空港 着 ー海を一望できる場所へ ー石垣島鍾乳洞
    DAY 02:
    島の畑の恵みを知る(石垣島胡椒園でハーブを楽しむ)ー島の海の恵みを知る(石垣の塩見学〜海ぶどう養殖を見学)
    DAY 03:
    島の海を楽しむ(ボートで沖に出て釣りと貝拾い)ー島の恵みを楽しむバーベキュー

    DAY01

    「絶景」と「食材」に酔いしれる。

    台湾人観光客が石垣島に訪れる理由。

    旅デザイナーに選ばれて石垣島に行くことになり、改めてインターネットで資料を集めてみた。すると、石垣島へ行く台湾人観光客は大きく3つに分けられることに気がついた。

    1つ目は沖縄本島がメインで、距離が近いことからサブの行き先として1~2日間を石垣島にあてる人。
    2つ目は大型クルーズ船で訪れ、宿泊しないで昼間だけ島を観光する人。
    3つ目は石垣島目的の自由旅行で、自分で旅の情報を集め、車を運転して島を走りまわる人。

    3つ目の旅が地元に最も深く入り込める旅ではあるが、中国語で書かれたガイドブックの紹介は大雑把で、事前に集めた情報を元に計画を立てることは難しい。リピーターだからできる旅だろう。でも、海の幸を満喫するには、ただガイドブックで紹介されているお店で食べるだけでは物足りない。
    そこで私たちは、島人と交流しながら旅を組み立てていくことにした。そこで島の友人もできれば最高だ!

    どこか似てるが、見たことのない風景。

    到着後、USIO石垣チームの上原さんに島を案内してもらう。
    石垣島自然の風景は、台湾の花蓮や台東一帯によく似ている。海のそばに山が控え、たまに道端ででゆったりと牛が何頭かいるのを見かけた。石垣牛の美味しさを想像するとよだれがでそうだ…

    太平洋を見渡せる高台は、ずっと見ていると不覚にも目まいがしてしまうほど。台湾ではこんなに果てしなく広がる海岸線を見たことがない!ここはどんな観光情報にも載っていない。島人だから知っている場所のようだ。

    カフェでのひととき。

    夜は石垣島の野菜や果物を使ったカフェで、メンバー揃って夕ごはん。そこで USIO石垣チームの翁長さん(この日は「I LOVE Taiwan」のTシャツを着て登場!)から面白い話を聞いた。
    「沖縄本島から南西に400km離れているから(東京−大阪くらいの距離)、沖縄本島の文化ともまた少し違う。逆に台湾にとても近いので、台湾に行くと親近感を感じるよ。」

    なるほど、沖縄の人は沖縄以外の場所を「内地」と言うそうだけど、ここの人たちも、自分たちの地域文化を独自のものとしてとらえているらしい。

    カフェのフレンチトーストはふわふわでとっても美味しくて、はじめての泡盛もついつい進んでしまう。
    泡盛を飲んだところ、アルコール度数の低い「コーリャン酒(高麗)」によく似ていて、濃い目が飲みたくなければ、水で割ればよい仕組みだ。でも、私はストレートが好みらしい。なぜなら、泡盛そのものが、水で割ったコーリャン酒みたいだからだ(笑)

    とにかく、美味しいお酒と食事は本当に人をおしゃべりにする。これだけは世界共通だと言える!

    DAY02

    ここは誰もが楽しめる島である。

    『石垣島胡椒園』でハーブを食べる。

    今朝は市役所に集合。車椅子で生活している金城さんも一緒に、私たちは『石垣島胡椒園』へと向かった。島のハーブのことを教えてくれるのは嵩西洋子さん、この園の代表である。
    入口で出迎えてもらったのだが、そこから奥のハウスまでの道すがらの10数メートル、両端に生えているハーブを一つひとつ説明し、味見をさせてくれながら「この園全体が私の冷蔵庫なの」と語ってくれた。

    ハーブの中には食べたことのないような味のものもあって、私たちは金城さんが食べたときの表情をこっそり観察してそれから食べるかどうかを決めた(笑)

    奥まで行くと、嵩西さんがハーブを育てている畑が広がっている。その脇の大きな木の下にテーブルがあり、そこで今摘んだばかりのハーブで、ハーブティーとフラワーティーを淹れてもらった。自分で摘んだハーブだ!

    ハーブの味は、自然そのもの。

    なるほど、天然100%の無添加のものは飲むとこんな感じなのかと思った。心も身体が軽くなったよう!フラワーティーは、これまたここで育てられた薔薇の花のジャム(もちろん手づくり)を加えると、また一味違うものになる。
    私たちはお茶をしながら、嵩西さんが島で歩んできた人生や、島の美味しいものなどの話で盛り上がった。名残惜しいけど、次なる「島の幸」を探しに行かなければ。
    私たちは最後に明日のバーベキューで使うハーブをたっぷりと摘んで、『石垣島胡椒園』をあとにした。

    昼食は、地元らしい食堂にて。

    この日の昼食は、白保地区にあるローカル色満載の食堂。島の食卓におじゃましたような気分になる家庭的な雰囲気のお店だ。
    壁にはウミガメの剥製や祭りの写真が飾られていて、歴史も感じる。私たちはちゃんぷるー(炒め物)や八重山そばに挑戦した。

    「八重山そば」はその名の通り、八重山諸島で親しまれているソウルフードでファストフード。
    つくり方はめんをゆで上げ、冷やしておき、食べるときに熱いスープを注ぐ。その場で茹でるわけではないから、できあがりも早い。めんが硬めでコシがあるのが特徴だ。

    そして、隣にある昔ながらの商店には、おにぎりやお惣菜、たくさんの泡盛が棚に並んでいた。

    製塩所にも立ち寄ってみる。

    次の予定地に行くまで少し時間があったので、海水でつくる製塩所を訪れることに。天然の塩も健康的な食には欠かせない。
    製塩所の方が、塩の種類と製法について一通り説明してくれた。そのすぐ横で昔ながらの方法で製塩が行われていて、塩を煮詰め、かき混ぜるところを間近で見ることができた。
    ちょうど作業中のおじさんも歓迎してくれ、どうやって杵でゆっくり塩を細かくつぶしていくかを教えてくれた。

    その脇の緑のトンネルを抜けると、製塩所の裏には自然の海が広がっている。浅瀬には1本のパイプが見えたのだが、あとで聞いたら、これは1.5キロメートルも伸びていて製塩所に必要な海水を汲み取っているそうだ。
    自然の豊かさがそのまま商品になる。海と人との密接なかかわり合いを感じることができた。

    バリアフリーな観光地『川平湾』

    続いて、有名な観光スポット『川平湾』へ。ここは台湾のガイドブックでももちろん紹介されている。
    『川平湾』の公園はバリアフリーの考慮がされている。砂浜には階段があるので降りることは難しいけれど、車椅子でもスロープを通って砂浜を見渡せる展望台には容易に行くことができた。車いすでも行ける展望台から眺める川平湾の景色はやっぱり絶景!!
    ここでは私たち以外にも、車椅子に乗った観光客を多く見かけた。

    きめ細かにバリアフリーの施設が整った印象がある日本ではあるが、金城さんはあまり外に遊びに行くことはないという。
    「移動は問題なくても、お手洗いなどの施設まで整備されているとは限らないこともその理由だ」
    と。他の人に迷惑を掛けたくないというのも、車椅子を使う方々が出かけたがらない原因なのかもしれない。
    そんな金城さんも「今日は得難い経験ができた」と語った。
    それは私たちも同じだった。

    実際に経験してみることがなければ、私たちだって車椅子の人が旅でどんな困難に遭遇するか想像することはできなかっただろう。
    事前にいろんな人の経験を読み漁った私ではあるが、今回の旅は大きな衝撃を与えてくれている。

    新鮮な海ぶどうをいただく。

    再び市街に戻り、私がいちばんの楽しみにしていた場所、八島漁港にある海ぶどう養殖場にやってきた。
    通常は見学を受け入れていないそうなのだが、特別に見学させていただいた。養殖場は海沿いにあり、けっこう広い印象を受けた。この日は仲田さんという女性が一人で作業をされていた。とっても笑顔がチャーミングな方だ。作業をしながら、海ぶどうについて紹介してくれた。

    今している作業は、養殖池から海ぶどうを摘み、小さなものは取り除いて、引き続き成長できるよう海に戻すというもの。海ぶどうがよく食べられるようになったのは約10年前。伝統的な食べ物だと思っていたので驚いた。
    摘みたての海ぶどうは水洗いするとそのままで食べられる。何の味付けもしていなくても、ほのかに塩気のある味わいでとても美味しい。口当たりは魚の卵のようで、プチプチとはじける。
    どれも同じ見た目だけど、種類がいくつかあるそうで、食べくらべてみると確かに食感や味が微妙に異なる。人によって好みが分かれたのも面白い。

    仲田さんにどうやったら美味しい海ぶどうが育てられるのかと聞くと、気候や温度によって成長具合が変わってくるため、いまでも勉強しながら常に調整を繰り返し、海ぶどうに最もふさわしい養殖方法を模索しているという。

    私も海ぶどうを摘ませてもらった。収穫期の海ぶどうは水中でみっしりと育ち、水が黒く見えるほど。大きさなんてまったく分かるわけがなく、おそるおそる触ってようやくどれを取っていいのかが分かる程度で、簡単そうに見えてけっこう難しい。
    私にとって、海ぶどうはミステリアスな食べ物だけど、食べ物が食卓に上がる前の姿に興味津々の変な女子の私は、さらに海ぶどうが好きになった!
    もうひとつ、海ぶどうは冷蔵庫で冷やしてはいけないらしい。皆さんも気をつけて!

    地元の居酒屋で夕食。

    この日の夕食は、島人に人気の居酒屋。日本では予約なしでは食べ物にありつくのは難しい!と日本に行くたびに思う。ここでも泡盛を注文して、魚・お肉・野菜と島のオススメを次々にいただく。
    いちばん「特別」だったのは、牛の握り寿司。刺身や生のえびは食べたことはあっても、生の牛肉は生まれてはじめて!おっかなびっくりの気持ちが喜びよりも大きく、どんな味だったかも忘れてしまうほど(笑)
    いちばん美味しかったのは、ジーマミー豆腐(落花生を使った豆腐)の揚げ出し。豆腐は外側は軽く揚げてあり、たれにつけるとほんのり甘辛く、中はアツアツのお餅のようだった。
    もう一度食べたい!

    DAY03

    海を通じて、島人との交流を深める。

    食材調達のため、大海原へ。

    今日は朝から船で沖に出て、魚介を採りに行く。とあるバーベキューの集まりに、私たちもおじゃまさせてもらえることになったのだ。夜のバーベキューの食材を自分たちで採るのだ!

    この日、船を出してくれたのは、仲間さんと松原さん。島には釣りが大好きな人が多く、お金を出し合って船を購入するグループも多いという。
    彼らもそうで、休みの日にはこうやって海に出て、波に揺られて釣りを楽しむらしい。

    ちなみに、私たちは台湾から十分な装備を用意してこれなかったが、市内のショップでブーツなどを借りることができた。

    松原さんが舵をとり、仲間さんは船が向かう先の海の状況をじっと見ている。浅瀬でモーターが岩に引っかからないように気をつけながら進んで行く。
    目的地という岩場の少し手前で、仲間さんが「さて釣りでもしようか」と船を止めた。

    釣りは難しくて、女子で釣れたのはユーティンだけ。ハタが1匹釣れた!ヤッホー!バーベキューの食材が増えてホントにうれしい!

    釣りのあとは、いざ海へ。

    釣りを終えると再び船はゆっくりと進み、竹富島と石垣島の間にやってきた。ここには大きなリーフが広がっている。

    1人ずつ船を降り、とがった岩を踏みしめた。海の深さは大体ひざぐらい。まさか自分が太平洋の真ん中に立つ日が来るとは、これまで思いもよらなかった。

    松原さんは「このあたりで貝殻を拾っていてね」と私たちに言うと、振り返りもせず海の中を歩き出し、あっという間にアリのように小さくなってしまった。

    私たちは首をかしげながら、とにかくそのあたりの海のなかを掘ったり叩いたりするしかなかったのだが、ユーティンは水の中にしゃがんで微動だにせず、お風呂に入っているような格好で海の中の生き物を観察していた。

    友人のルーマが突然、よろこびの声を上げ、海の底で大きな貝を見つけて持ち上げた!
    それは30センチもあるかという貝の王様で中の身も見えたが、あまりにも重い。苦労して船に引き上げたのだけど、食用ではなかった。残念。

    引き潮で現れたリーフはもっと面白かった。まるで潮間帯ごとにさまざまな変わった形の生き物がいて、穴のそれぞれにウニがうごめいていた。深いところに隠れて泡をずっと吐いている生き物もいるようだが、私たちに顔を見せようとはしない。
    上原さんは見たこともないくらい変な顔のハモと格闘していたが、残念ながら最後には逃げられてしまった。

    沖での海遊びを楽しんでいた、もといバーベキュー食材探しに勤しんでいた私たちだが、徐々に潮は満ちてきて、来たときには膝までしかなかった水が、胸のところまで上がってきた。
    全員が海の上に浮かぶ小さな点となりつつ、宇宙遊泳のような格好で船に戻った。まるで宇宙をテーマにした映画のワンシーンのようだった!美しい海は、映画の主人公にでもなった気にさせてくれる。

    船に戻って船長の収穫をみると、遠くに行ったのはホタテを拾うためだったらしい。食用でないものをひとつひとつ海に返してゆくと、思いのほか残らず、、、食材が足りないのでは?!と心配になった。(私たちもほとんど獲れてなかったから。)

    海に出た時間は一大冒険で、不思議な感覚。でも、とっても満たされた気持ちで帰路についた。
    海風に吹かれながら、「また来ることができるだろうか?」とちょっぴり名残惜しい気持ちになっていた。

    自然に囲まれた民宿に移動。

    旅2日目までは海が見えるホテルに滞在したのだが、今日からは市街にある民宿に宿泊。
    花に囲まれ、赤瓦がのった木造の建物はとても風情がある。聞くと、築60年以上の家屋だという!

    建物内にも味わい深い、古い家財道具が残っている。
    本棚には自由に読める本がたくさん!旅雑誌はもちろんのこと、どうやらご主人が好きな漫画や小説もある。すべてはここの時の流れと溶け合い、宿に戻ると家に帰ったかのような気分になれた。
    ちなみにご主人は英語も少し話せるので意思疎通も心配無用。安心して宿泊できた。

    そして大イベント、バーベキューへ。

    宿から戻ると、今度はバーベキュー!もちろんゲストも持ち寄りだ。集めた食材に、地元のスーパーで食材を買い足していくことにした。
    そのスーパーでは超美味なものを発見した。それは『玄米乳』!石垣島ではとてもポピュラーな飲み物であり、地元の人は毎朝飲むとか。(本当に?!)
    台湾の飲み物に例えると、米漿(ミージャン)に似ているけれど、それほどとろみもなく甘ったるくもなく、とっても飲みやすい!1本をうっかり、一口で飲み干してしまった。翌日また飲みたくてスーパーに寄ったんだけど、このときは売切れ。数量限定とは、なんて残酷なの!!(笑)

    そんなうれしい発見もしながら、今夜のバーベキュー会場である海辺の公園へ向かう。

    着くとバーベキューはもうはじまっていた。とっても楽しそうですぐにでも混ざりたいけど、私たちもサラダをつくらなくては!
    昨日摘んだハーブと海ぶどうをたっぷりとつかったサラダ。私たちは料理が苦手なのだけど、みんなで助け合いながらなんとか完成!

    色も香りも完璧。
    木の葉の飾りまであるサラダをテーブルに運んだ!すこぶる好評!
    お酒も飲み物も、おにぎりも、焼肉もセルフサービス!台湾ではこういうバーベキューはあまりないのだけど、とっても楽しい。
    中国語、日本語、英語の3つの言葉がめちゃくちゃに飛び交った。

    遅い時間に、船長の2人が今日の収穫を持ってきてくれた。
    焼きたての新鮮なハタにプリプリのホタテ、そして船では物静かな人だと思っていた松原さんだが、実はすごく社交的で話もとても面白かった!それに「今度、台湾に行くことになったら、中国語を勉強していくね」とまで言ってくれた。

    こんな風に言ってもらえると、涙が出そうになってしまう。皆さんに会えて本当によかった。
    次回皆さんに会うときまでに勉強して、日本語でコミュニケーションできるようになりたい!

    DAY04

    八重山諸島の魅力に触れる。

    まずは、ミンサー織り体験。

    4〜5日目はミンサー織りを体験したり、夕暮れが素敵なビーチに行ったり、竹富島にも足を伸ばした。
    ミンサー織り体験では、石垣島の伝統的な柄を織ったのだけど、5つのマス目と4つのマス目が交差する図柄には「いつ(5つ)の世(4つ)までも一緒に」という意味があるそう。島ではとてもポピュラーなモチーフのようで、民家のコンクリート塀や歩道の装飾柄としてもよく見かけた。

    石垣島は台湾よりはるかに小さい島だけれど、文化を守るために、生産者自らが率先して取り組みを行っていることに敬服する。

    そして、竹富島。散策は、散歩とバイク。

    竹富島では、海藻を拾っているおばあに、拾っている海藻の名前を聞いてみた。それは褐色で1本ずつ分かれていたもの。名前は聞き取れなかったけれど、それが美味しいということは伝わった。それから星砂の浜で星砂を拾って、小さな男の子にあげた。
    USIOチームの上原さんがいなくても、拙い日本語でなんとか交流できたのがうれしい。

    バイクを借りて島を散策してみた。郊外は車の少なくて、はじめてでも走りやすい。道中にはときどき広々した海や、道端で牛が挨拶してくれるのを見かけ、乗りながらつい歌を歌ってしまう。

    「石垣やいま村(中国語名:八重山民俗園)」はその名の通り、たくさんの古い建築や民俗文化を残している場所で、あちこちで三線を弾いている人の姿が見える。
    おばあが草木織りで何か長いものを織っているのを見かけた。蛇みたいなもので、指を差し出したら挟まれてしまって尻尾を引っ張っても出てこない。びっくりした。『指ハブ』というおもちゃらしい。

    4泊5日の旅を終えて。

    数日間、あっという間だった。たくさんの島人との交流や体験を通して、石垣島は私にとって見知らぬ島から、もう一度帰って来たい家のような場所になった。今は単なる旅行なんていう言葉で、すべての出来事をまとめることはできない。

    帰り道、街を歩きながら道端の自販機で飲みものを買っていると、私の肩をたたく人が!びっくりして振り向くと、一緒にバーベキューをした松原さんだった。車を運転していたらたまたま私たちを見かけたので、路肩に車を停めてわざわざ挨拶に来てくれたという。すごくうれしかった。
    いつの日か、続編として「石垣島パート2」を書けたらいいなと思う。
    出会えたすべての人と出来事にありがとう。

    あわせて読みたい:Daily Reports by Yao-chi Liu

    劉堯琪(Yao-chi Liu)さんによる各スポット・体験のレポートです。
    台湾女子が見つけた魅力がぎゅっと詰まってますのであわせてご覧ください。

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